虫歯治療（無痛治療）

麻酔注射が痛む最大の原因は、注射針の太さです。当院では、麻酔注射の針を33Gの極細の麻酔針を導入しています。表面麻酔の特性と合わせて、痛みの少ない治療に対応しています。

当院ではカウンセリングからアフターケアまで丁寧で分かりやすい説明をおこない、安心した医療サービスを提供しています。過去に歯科医院で治療を受けて、不安をお持ちになったことはありませんか？

歯に穴が空く前の痛みはない状態を「CO（シーオー）」と言います。COの場合はまだ虫歯を削らなくても、再石灰化を促進する「フッ素ケア」で治る可能性がありますので、次のことをおすすめします。

歯の表面のエナメル質が溶けて穴が空いた状態を「C１（シーワン）」と言います。C１の場合は、経過観察をする場合と、進行性の虫歯の場合、治療が必要になる場合があります。次のようなサインは要注意です。

エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態を「C２（シーツー）」と言います。次のような症状はありませんか。

神経まで虫歯が進行した状態を「C3（シースリー）」と言います。虫歯が歯の神経である歯髄に到達してる状態です。

歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に冒された状態を「C4（シーフォー）」と言います。

一度治療した歯は健康な歯に比べて弱く、もろくなるために、油断すると虫歯を繰り返して抜歯に至る場合もあります。虫歯の再発を予防し、今ある健康な歯を虫歯から守ることを最優先で考えましょう。

やっかいなことに自然治癒しないのが虫歯です。「今は痛みがないから」と治療を中断している間にも病状は確実に進行し、削らずに済んだはずの歯を削ったり、神経を取ったり（根管治療）、抜歯に至ることさえあります。

当院では虫歯が小さなうちから、的確で精密な治療を行い、虫歯の再発防止に努めています。また定期検診をおこなって虫歯治療の繰り返しを予防しています。健康な歯を失わず、一生涯ご自身の歯で過ごすための取り組みです。

重度の虫歯には、根管治療をおこないます。歯の内部に入った細菌を除去し、痛みや腫れを取り除く治療です。必要に応じて歯全体をゴム製のシートで覆い、固定して無菌の状態で治療するラバーダム防湿にも対応しています。